2011年7月10日日曜日

ショージさんをお目にしました。


関西人なら村上ショージさん?と思うかもしれませんが、桜井ショージさんです。

本日、『ショージとタカオ』という、無期判決をうけ獄中含め44年間も無実をうったえつづけた冤罪事件で無実を勝ち取た布川事件の2人のドキュメンタリー映画を見に行きました。ショージさんが上映後に挨拶されるとのことで、神戸まで。8日付の“神戸新聞”17面にもこの映画の記事が出ていましたよね。
 「チンピラだった」という事で無実の罪をきせられた人生となったが、誠実にいきることの大切さや、やってないことを警察(検察の例も)にデッチあげられる冤罪という実態にたいして、このような社会はおかしい!と自分の人生を振り返り、これから国家賠償を求める闘いにむけて支援を求めていました。 事件によって変わってしまった人生なのかもしれないが、それも私の人生!と前を見て信念をもって語っている姿に感動しました。真実を歪められ、自暴自棄となることもあるなか、これまで支援団体など周りの支えに助けがあったからこそと本人も語っておられましたが、このことがショージさんのこれからの生き方にも展望あるものとなっていると感じました。映画だけでなく、生の声で調書の疑問点や今後についてがきけて良かったです。二時間半を超えるドキュメンタリーですが、ぜひ観てみてください。

淡路市議会でも昨年の12月、取調べの際の可視化を求める法改正の意見書提出を可決しています。裁判員制度で、市民が裁判員になることもあります。その際に、判断基準や真実が歪められていることなどで判断する、こんなことはやはりあってはいけません。

その後島に戻ってサンシャインホールでの「ラフな気分でクラシック ふだん着コンサート」を聴きにいきました。笑いを誘うトークやクイズもあり、タイトル通り親近感あふれるものでした。

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