2010年3月21日日曜日

春の嵐が吹き荒れています。



日本海の低気圧が発達し、吹き込む風に列島各地で強風が吹き荒れる連休の初日となりました。

淡路市も3月議会の最中です。市議会では非核平和都市宣言決議を17年12月に全会一致で議決していましたが、この間、淡路市としてはみなし採択?となっていましたが、今議会で、市長の議案提案を採択し、晴れて「非核平和都市宣言」の淡路市となりました。みなさんにもまずご報告させていただきます。

さて、神戸市議会にて、入港する全ての艦船に核を搭載していない証明させる「非核神戸方式」を決議して35周年となる記念のつどいが三宮で行われました。日本共産党の不破哲三氏も参加し、「核密約を廃棄し、世界に被爆国の声を発信できる」と訴え、講演。700名を超える参加者に会場は満員御礼。場外でも立ち見立ち聞きの参加者であふれました。残念ながら僕も場外でした。

 神戸にいくとなると僕は地元東浦バスターミナルをよく利用します。今日は連休と強風の影響もあり、海は荒れ、バスターミナルの浜側のサンビーチの駐車場にはウィンドサーファーの姿も見られました。
バスに乗り込む前にサーファーの方と話をしましたが、この駐車場もターミナル有料化の関係で有料化とされ、夏季シーズン以外は閉鎖の話がでていることは知らず、大きなボードやセイルを強風時に運ぶには海に近い方が便利で運ぶ際に周囲の人にも迷惑をかけずに安全。有料化も困る。観光で訪れる人も減るのでは?などの声も。

 今、総務文教委員会や産業建設委員会において、駐車場有料化議案の審議が行われております。先の総務委員会では、地域活性化・定住促進に逆行するのでは?住民説明に充分な時間が必要ではないのか!などの質疑の末の末、継続審議とはせずに賛否をとり、可否が真っ二つ(3:3)に割れました。(私は民生常任委員のため傍聴)

この場合に委員長は、事の経過を見極め、今後の淡路市の命運をわけるといっても過言ではない局面での判断を委ねられております。
籾谷委員長の下した決断は、この議案を「否決」するという、住民の代表として市民の声を市政にとどけるという決断だと思われます。
 新人議員の私としては、委員長という重責を全うする決断力には、長年住民の声を届けてきた議員の経験、これが委員会をしっかりまとめていくには欠かせないリーダーシップなんだと勉強させられました。
  産業建設委員会(田村委員長)でも、有料化の大本となる議案が否決されたことをうけ、関連議案は継続審議とする運びとなりました。産健委員各位にも、またしても勉強させていただきました。

春の嵐は明後日にも近づいてくるとの天気予報です。議会においても、まだ委員会の否決というだけで、本会議で否決となったわけではありません。30日の本会議での議員の態度が問われてきます。引き続き、これまでとは違い変わり始めた淡路市議会にご注目していただき、また、傍聴にもご参加ください。

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