2014年8月5日火曜日

稚魚放流体験は未来につながる

 今日は仮屋漁港で、学習小の子ども達と漁協等のみなさんでEM菌ダンゴの投入や稚魚の放流、救命道具の講習、AED講習が行われました。
その現場を見学させていただきました。


台風の影響か、波も高く風もあり、本来予定していた船で沖にでての放流などはせずに、漁港内で行われました。しかし、風もきつく放流に使ったバケツが風で飛ばされるなどアクシデントも。

 
救命道具については、雨などに濡れるだけでは開かないが、海中だと圧力で開くといったものもあり、フェリー等でマネキンが装着しているものとはぜんぜん違うものも多数紹介されました。
技術の進歩はすごいですね。過日、静岡で遊泳者が流されるという事故で助かった人は無理せずにドリフトして助かったとのニュースがありました。そのとき、uitemate(ういてまて)という言葉が英語となり、広まっていることも知りました(ultimateと何か似てるからでしょうか)。   
今日は、漁師さんの長靴も浮きにすることなど、uitemateの要素も再認識しました。しかし、講師の方も指摘していましたが、水温も影響することも指摘され、少しでも体温低下しないポーズ(体育座り、三角座り)のようにして体温保温することも勉強になりました(もちろん救命胴衣で浮いている状態でです。)。
次の用があり、AED講習は見学しておりませんが、子どもたちにとって夏休みの登校日、貴重な体験となったはずです。

地元での漁師さんの有志や、将来地元の魚や生業に触れた知識を地元に還元してくれることを期待しています。

海外産の増加や魚価の低下や燃油代高騰など漁師さんにとってはほんとに大変な状況です。生業として成立してこそ、伝統産業が維持されるわけです。 
政府は、通常の「漁業経営セーフティネット構築事業」に加え、「漁業用燃油緊急特別対策」を行っていますが、今のところ今年度いっぱいまでの単年度施策。現場の実情にあったものに更なる漁業者の声が届く施策になっていかなければ。

農漁業が主力の産業である淡路市。市においても行政ができる手立ても重要と感じます。


追記:ブログ更新久々となっていますが、右のリンクのfacebookページでも日々の活動、発信行っていますのでご覧ください。

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