7日の月曜日は民生常任委員会で、住民から出ている請願(話し合いが完了するまで建設工事の一時中断など)もあり、風力発電建設予定地視察や実際稼働中の南あわじ市の施設見学がありました。私の所属する委員会ではないので、個人傍聴という形で現地に随行。(竹中議員も傍聴のため、二人で後を追いました)
現地では、実際風車が立った場合のイメージ図を確認しながら設置位置の確認。南あわじ市では同行担当部長の説明にもあったとおり、風もそれほど強くなく、私が以前訪れたときよりも回転も遅かったです。皆さんの砂利道での足音やしゃべり声が暗騒音となっていましたが、一斉に静かにすれば、音は確認できました。これが、静まり返った夜間寝ている時やさらに強風と考えると・・・・。さらに、風向き次第で、360度が風下となり、影の影響含め、定点のみの影響が常に続くものとはいえません。
委員会でもこの請願について、委員会でも環境省などの調査の推移を見なるべきや、いろんな諸問題があり慎重にという意見も出、その日の採決はせず12月の委員会審査に引き続き、継続審査となりました。委員会独自で研究調査を深めていくんだなと感想を持ちました。
本日は、前回ブログで紹介した講演会でした。講師の武田先生も初めはエコエネルギーである風力発電と聞いた時、賛成の立場(計画に出資しようとしていた)であったが、知れば知るほど反対の考えになり、歯科医のお仕事の合間に、このような場で自ら調査報告活動にも貢献されています。日本だけでなく世界各地のバードストライクや影の影響、騒音の被害なども紹介いただきました。とりわけ日本も、風力発電ではCO2削減になっていないことや、補助金のからくりまで説明。風力発電のことを初めて聞かれた参加者のみなさまにも非常にわかりやすい内容だったと思います。
建設予定地近くに在住で、風車を考える会をつくって活動されている丸井氏や、南あわじ市からも波戸氏により現状を話していただきました。
最後の質疑の中では、活発な意見や質問がで、時間の関係上質問できなった方もあろうかと思いますが、中でも、今日の講演会での話しを、みなさんが広げて大きなうねりを起こしていくことが大事と発言されていたように、この事が今エジプトで起きているように声をあげることの意義だと感じました。
市民にやさしい淡路市政をつくる会は、今日の講演をうけ、引き続きしかるべきところにアクションしていくことを訴えて閉幕しました。
民生委員会所属の議員の方にも案内を出し、今日の講演会が一つの検討要素となればと思っていたのですが、参加がなく残念でした。多忙の中で、おそらく全員予定が付かなかったのでしょうか?撮影したDVDで講演内容をお貸しすることにしましょう。
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