2014年3月21日金曜日

春の雨の日でしたが 




たつみコータロー議員の本日の参議院予算委員会での質疑。 非常に良かったです。

テレビ放映もあったようですが、本日は、委員会審査もなく、私は小学校卒業式に参加させていただきましたので、同様に生放送見れなかった人に動画を貼り付けておきます。


さて、昨日の淡路市26年度一般会計予算審査で、私も生活保護関連で質疑。

以前の私の一般質問(24年度9月議会)でも憲法25条が阻害されない生活保護制度になることを求めています。たつみ議員もfacebookで指摘されている法改悪されるなかで、市新年度では新たな就労自立支援費を増やす内容、また、生活扶助費は増額でしたので、その点を伺いました。

新たな仕事について保護から脱することが期待されますが、 病気等で働けない人を、若いから、まだ働けるなどとの理由で追い出すものとなってはいけません。 申請を受け付けない水際作戦やいわゆる硫黄島作戦とならないように!と指摘しました。

生活扶助費増の件は、私の”消費税増で保護の方も増えるからその影響と見ているのかな?”との予測とは違って、予算立ての根拠として概ねこれまでのように3か年平均と伸び率も見ているとしました。その上での増額を見込んでいるというなら、近年全国では受給者が200万人を超える状況と同様に、この3年間は市内でも増えていることを示しているということです。(この予算が、決算でどうなるかをしっかり見なくてはとおもってますが)
私は格差貧困を広げた政治こそがこの間の伸び率の原因と思っています。

 物価等が負担が増え、年金削減、消費税増税などで生活苦しくなればもっと増えるのではないか、生活保護の捕捉率は厚労省でも3割(実態は2割ともいわれ、ヨーロッパの国の7割の捕捉率と比較するとだんぜん低い)と7,8割は受けれていない実態がありますので、その要因となっている申請につながらない生活保護行政ではいけないわけです。私は、生活保護バッシングや、昨年の保護法が変わったことによる扶助費削減、締めつけや、申請すらためらうこととなることを危惧しています。
長野市で、“保護に当たっては、民法に定める扶養義務者の扶養を優先的にうけることが前提”と言う風に扶養義務を打ち出すような書面を送っていた件をとりあげ、淡路市でもそのようなことが無かったのかとただしました。すると、 そのような通知を送ったことを認め、すでに是正していると答弁。
 また私は、政府答弁でも扶養義務が要件とはならないとしているように、申請意志があれば確実に申請書を渡すのか、口頭で意志をしめせばそこから受理して審査が始まるのか、を確認、市の答弁でもその理解で結構と言うことでした。

生活保護が増える原因を治療せず、上がる保護費を削減、要件を満たす人を保護から遠ざけて抑え込みするでは、根本解決にはなりません。

本日のコータロー議員の質問は権利としての保護行政のあるべき姿に迫るものです。本当に励みになりました。888888


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