日本とアジアの多くの人が犠牲になった太平洋戦争が終わって66年。
様々な資料や当時の歴史を語り継ごうと活動されている方々が、こんな悲惨な戦争を二度とくりかえしてはならないと頑張ってこられています。その思いをしっかりと私たち世代が引き継いでいかなくてはならない。そう思った今日8月15日です。
8月7、8、9日は、長崎で行われた原水爆禁止世界大会に参加し(9日は北淡路風力発電建設の市への申し入れのため帰島)、米軍基地のある佐世保にも行きました。資料館や基地周辺をみて戦後日本の政治姿勢はどうなってるんだと改めて思いました。
唯一の被爆国でありながら、今年、原発事故によって「被爆者」が出てしまいました。平和利用の名に日本で原子力を使いたい勢力がもたらした結果です。いったん放射性物質が放出されると現段階では制御不能ということも明らかになりました。
核の傘があるから平和が守られると信じている人や、核を使う国は無いと思っている人、そう思いこんでいないか? ということを原水爆禁止世界大会総会初日の田上長崎市長が挨拶されていました。原発の今回の事故で、多くの人がこれまで安全だと信じ込まされていた「安全神話」があったことに気付いたはずだと思います。
世界に2万発を超えて核兵器が存在しており、核兵器の危険は火をみるまでもなく、明らかです。先のNPT会議での700万筆を超える署名や運動、市民社会が果たす役割はおおきいのです。だからこそ、核兵器廃止の国際条約をつくっていく運動をこれからもがんばっていきたい。今回署名に協力していただいたみなさん引き続きがんばっていきましょう。
核兵器の廃絶、戦争の廃絶をしなければなりません。
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